2009年5月24日日曜日

興味深いテーマの面白くない本

興味あるテーマの新書を買ってきて読んでみた。
1つは、マンガという表現形式と哲学の関係を考えるもの。もう1つは、「聖地」について考察するもの。どちらも、そのうち、自分でも何かを書きたいと思っているテーマ。

ところが、どちらも面白くない。理由は、
  1. 議論が雑駁 自分で立てたテーゼを、さして検証もせず、「論証された」とする。
  2. 読者を見下したような論調 あたかも、「自分だけが知っている・気づいている」と言わんばかりの書き方。
にあるように思えて仕方ない。
読者は、一緒にわくわくしたり、考えたりしたいのに、これだと、何だか、偉い先生の「ご講義」を拝聴しているよう。